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雪がちらついてきましたね
今年も残すところになってきました。
今週末、持ち主様の御厚意により
公開させていただくK様邸リノベーション住宅ですが
8月中旬より解体から始まり
この度、外構工事を残し完成となりました。
既存の住宅は38年前に新築
外壁はモルタルにリフォームをしてその上に
金属サイディングを張られていました。
内部の壁は化粧合板が張られ
天井は化粧石膏ボードが張られた内部でした
浴室はタイル貼りの良く一般にある住宅でした。
当初の工事は2階の解体から始まり
1階屋根の板金を剥がし、外壁を剥がし断熱改修
床も剥がして断熱改修・床下も防湿処理で
躯体だけ残しの改修工事でした。
正直に書きますが、今まで新築のため住宅解体工事を
何件も行ってきましたが、まれに視るお粗末な造りをした
住宅で・・・・
屋根の下地の造り方から始まり、母屋・束・梁から柱
基礎に掛かる荷重などを考えられた住宅なの?・・と
思うくらいの住宅でその場で図面無しに建てた感じでした。
それに伴って、屋根・梁など一部を残してほとんど造り直しと
なってしましました。
床は端から端で水平レベルが3センチ違ったため
床レベルを直すために3日は掛かりました。
上記によって工期もあるため、手加工にて大工さんに柱・梁などを加工している時間もなく、急遽工場にてプレカットを
お願いして工期短縮、外壁の断熱材はグラスウール105mmに
外張り50mmの155mmの断熱・・
床はグラスウール150mmの厚さを入れ防湿フィルムを張って
気密処理・床の下地に24mmの構造合板を敷き込みました。
小屋裏もリビングが勾配天井となっているため
きちんと断熱処理させていただきました
勾配天井の断熱は厚み400mm吹き込んでます
見えなくなる構造金物もしっかり設置しましたよ。
計算上は耐震強度2をクリアしています。
そしてこの度、完成となりました
リフォームに興味のある方は
ぜひ見ていただきたい物件です。
山下恵他
お客様と共に作り上げる楽しさや嬉しさが原動力です。 お客様が笑顔で喜んでもらえたら最高です。
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